■出馬表の見方下の出馬表は”すーぱーまつお君”が出力した今年(2004年)の天皇賞(春)のものである。=== 2004.05.02 京都11R(03回04日) 第129回 天皇賞(春)(G1)G1 15:40 === 芝右回り3200m サラ系4歳以上オープン 定量牡・牝(指) ┌─┬─────────────────────────────────────────── │番│馬名 │斤 騎手 │脚質(ペ差)│ 単勝(基準) 連帯 複勝(基準)│ ├─┼─────────────────────────────────────────── │ 1│ザッツザプレンティ│58 安藤勝己│普逃(--)│× 8.4%( 24.7) △23.4% ▲32.9%( 3.9) │ │ 2│ナリタセンチュリー│58 吉田稔 │ 追(×-)│ 0.4%(-----) 2.0% 4.2%( 73.4) │ │ 3│ダービーレグノ │58 幸英明 │ 追(--)│ 1.6%(414.1) 5.2% 10.8%( 17.0) │ │ 4│ウインブレイズ │58 木幡初広│ 差(--)│ 2.6%(171.6) 7.4% 14.4%( 11.4) │ │ 5│サンライズジェガー│58 福永祐一│ 追(--)│ 1.2%(708.4) 3.5% 5.9%( 42.4) │ │ 6│イングランディーレ│58 横山典弘│普逃(--)│▲15.7%( 10.1) 17.9% 24.6%( 5.6) │ │ 7│ウインジェネラーレ│58 蛯名正義│苦逃(×○)│ 1.9%( 302) 7.8% 12.8%( 13.3) │ │ 8│シルクフェイマス │58 四位洋文│普逃(-○)│○20.9%( 6.9) ▲23.9% △32.8%( 3.9) │ │ 9│チャクラ │58 後藤浩輝│ 先(--)│ 0.8%(-----) 3.6% 6.2%( 39.6) │ │10│ファストタテヤマ │58 安田康彦│ 差(--)│ 2.5%( 184) 10.0% 16.1%( 9.8) │ │11│ネオユニヴァース │58 デムーロ│ 差(-○)│△12.4%( 14.0) ○27.3% ○37.2%( 3.4) │ │12│マーブルチーフ │58 池添謙一│ 先(--)│ 0.3%(-----) 1.0% 2.6%(173.3) │ │13│ナムラサンクス │58 渡辺薫彦│ 差(×-)│ 0.6%(-----) 2.8% 4.9%( 58.5) │ │14│リンカーン │58 武豊 │ 差(--)│◎23.2%( 6.0) ◎36.7% ◎46.1%( 2.6) │ │15│カンファーベスト │58 藤田伸二│ 差(--)│ 1.0%( 1000) 5.0% 12.2%( 14.3) │ │16│ゼンノロブロイ │58 オリヴァ│ 差(--)│ 5.8%( 44.0) ×18.6% ×27.4%( 4.9) │ │17│ヴィータローザ │58 岩田康誠│ 差(--)│ 0.7%(-----) 2.9% 7.3%( 30.3) │ │18│アマノブレイブリー│58 小牧太 │ 差(--)│ 0.2%(-----) 0.9% 1.6%(396.9) │ └─┴─────────────────────────────────────────── まず脚質についてだが、楽逃、普逃、苦逃、先、差、追の6段階に分けてある。 逃げ馬を3段階に分けたのは、私自身、逃げ馬がかなりポイントだと思っており、 すーぱーまつお君の分析においても、より詳細に解析しているため。 次に脚質の( )の中についてだが、 “ぺ”はペースの意味。このレースのペースについていけるかどうかの判断。 (◎かなり余裕 ○余裕 -普通 ×厳しい) “末”は末脚の意味。このレースのメンバーの中での末脚の強さの指標 (◎かなり強い ○強い -普通 ×弱い) ここまでの脚質のデータは、はっきり言ってなくても良いのだが、 これが無いとレースを見ていてもつまらないので出力するようにしている。 馬券購入で本当に必要なのは、後ろの方の単勝、連帯、複勝の確率。 特に私の場合、単勝と複勝しか買わないので、( )の中の購入基準オッズさえ分かれば他は必要無い。 ◎、○、▲等の印も一応付けてはいるが、確率の順位を見やすくするために付けているだけで、 購入判断には全く必要の無いものである。 単勝:1着になる確率 連帯:1着または2着になる確率(2着になる確率ではない) 複勝:1着または2着または3着になる確率(3着になる確率ではない) ちなみに 2着になる確率=連帯確率-単勝確率 3着になる確率=複勝確率-連帯確率 となる。 一番重要な購入基準オッズについてだが、 的中確率が分かればオッズをかけて100%を超える馬券を買いつづければ良いだけだから、本来、 基準オッズ=100÷的中確率 で良いはずである。 しかし、すーぱーまつお君は的中確率の誤差を加味している。 これは、的中確率が50%と算出された馬が、本当は100%だったということはありえないが、 的中確率が1%と算出された馬が本当は2%だったということは、簡単に起こりうるからである。 1%が2%になるとそれだけで期待値も2倍になる。つまり的中確率が低いほど誤差が大きいことが容易に想像できるからである。 そこで、すーぱーまつお君では下記の式を適用している。 基準オッズ=(100+(900÷的中確率))÷的中確率 (小数第2位以下切り捨て) この式によれば、基準オッズは次のようになる。 的中確率が90%なら1.2倍(期待値108%) 的中確率が50%なら2.3倍(期待値115%) 的中確率が1%なら1000倍(期待値1000%) これに従えば、的中確率が低ければ低い程、期待値が高くなければ買わないことになる。 こうすることにより誤差の問題を補完している。 ちなみに的中確率が1%未満になると、”-----”が表示され、基準オッズを表示しない設定になっている。 これは、1%以下の馬券は私が購入の対象から外しているためである。 当研究所ではこの出馬表の実力を計測するため、 公開している出馬表については、購入シュミレーションを行い回収率の集計を行っていく予定だが、 この出馬表を使ってどのように購入シュミレーションを行うかは、 別途、購入シュミレーションのルールで述べたい。 |